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地獄のトライアル和田峠・甲武トンネル・入山峠

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2017年7月16日これまで最も過酷なルートを選択してアタックしました。
なぜこんな過酷なルートを選択したのか自分でもわかりませんが、1ヶ月前に和田峠をチャレンジしてもう一度足つきなしで行ってやろうと思い、ついでだから楢原街道を周り戻ってくるルートを選択したのでした。

これが地獄のルートだったとは全く気づかなかった…

もくじ

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マップ&ルート

マップ

Googleマップ

RIDE with GPS

ルート

自宅 –– JR西国分寺駅 –JR高尾駅 –– 和田峠甲武トンネル楢原街道入山峠JR高尾駅– JR西国分寺駅 –– 自宅

和田峠二つの秘策

秘策1. 超軽量カーボンホイール

和田峠を攻略しようと、ホイールを超軽量25mハイトカーボンホイールに交換。
随分前からネットで検索して中華製ではありますが、峠用の軽量カーボンホイールです。

流行りのディープハイトではなく中華製で安価であるものの、峠用激軽カーボンホイール!
タイヤは超軽量チューブラータイヤ。

この組み合わせなら、どんな激坂もスイスイ〜と行けるだろうと道具で解決しようとする素人シニアローディーの甘い考え!
アマチュアは道具からです…⁉️

秘策2. 休憩ポイントでしっかり休む!

和田峠攻略として前回はスルーした陣馬そば山下屋でしたが、今回はそこでしっかり休んでから和田峠にアタックする。
前回途中でストップした原因の一つはこれもあると対策を練ったのでした。

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JR高尾駅をスタート

いつも通りの輪行

電車は前回と同じく、最寄駅・JR武蔵野線新八柱駅からJR西国分寺経由・JR高尾駅。
自転車もTREK EMONDA SL 2016。
いつも通りの輪行ですが、輪行袋は明らかに軽い!
超軽量カーボンホイールの軽さが輪行袋を担いだ肩にわかります。

JR高尾駅から朝7時12分スタート、気温25℃
前回同様、JR高尾駅から高尾街道美山通り陣馬街道へと進みます。

40分ほどして、陣馬そば山下屋に到着。
1時間も走っていませんが、前回とは違い店先にあるベンチに腰掛けてゆっくり休みます。

朝が早いので店はまだ「準備中」の札がぶら下がっています。

和田峠

RIDEwithGPSによると和田峠は陣馬そば山下屋から3.6km平均勾配9.6%。
ところによっては12%超え。
天気は曇り、気温はすでに30℃ちかい!

ゆるゆる登る、というかゆるゆるとしか登れない…

林道の幅は車一台分、車がすれ違うには待避場所で譲り合うしかないような、昼間でも薄暗い林道である。

超軽量カーボンホイールの恩恵は、容赦ない斜面に削り取られていく!
カーボンホイールは漕ぎ出しは軽いんですが、すぐ速度が落ちるんです。
慣性が働かないから…

というよりか、慣性が働くほどのスピードが出せないだけなのだが…💦

中盤まできたところで、太ももがパンパン!

ついにたまらず、クリートを外し道端脇の階段に倒れるように座り込んでしまった。

なんとここは前回も止まったところと同じ場所!

結局、道具ではなく自分の体力の低さを証明してしまうことに…💦

道を斜めに使い再スタート

残り2km。
前回同様、急斜面のため道を斜めにスタートしてクリートをはめる。

残り2kmがヘアピンカーブが連続するつづら折りの峠道になるのだが、10%以上の傾斜がベッタリ続くワインディングロードよりヘアピンカーブを大回りするとほんの数メートルだが休める技を身につけた!
ただし、距離は大回りする分多少長くなる!

シニアは競争していないのでタイムはどうでも良いんです!

和田峠

前回同様なんとか和田峠に到着!
ラックに自転車を収めて休憩。
茶屋と駐車場しかない峠の頂上ですが簡易式トイレが設置してありますので、ありがたく利用させてもらいます。

休憩をとっていると外人さんが坂を登ってきた。
サドルが高い!
背が高いし足も長いからだが…
体格は見た目だけで負ける…

和田峠をおりる

和田峠を下り甲武トンネルへ

頂上で十分休んだところで、和田峠を下る。
道なりだからわかりやすい!

前回とは違い甲州街道の手前、沢井川を渡りそのまままっすぐ上野原方面神奈川県道521号へ進む。

上野原方面へ

神奈川県道521号は、佐野川上野原線(和田林道)と呼ばれるらしい。
呼び名はいいのだが、また登りが始まる…

登りは徐々にキツくなり、遠くの激坂が近づいてくる。
100mほど手前にきたところ、坂に丸いワッカが見えるではないか
あれは激坂のサイン
滑り止めのワッカだ!

気を休めるため道脇のシャッターが閉まった消防団小屋軒先に失礼して、あの激坂を登るため座り込み休憩を取る。
そうしていると、和田峠で出会った外人さんが目の前を通るではないか…

こちらに振り返るので、手で合図した。
頑張ってネ!

後ろ姿を見守っていると、ワッカの激坂を立ち漕ぎで登っていく!
お〜!さすが体力ある!

場所は上野原カントリークラブ入口付近。
レイク相模原カントリーと二つのゴルフ場が並ぶアップダウンの小高い山の上である。

外人さんも苦労しながら登った姿を見守ったあと、自分もあのワッカの激坂に突入!

ワッカのコンクリート道路

ワッカの激坂はアスファルトでなくコンクリート。
自宅近所にも一箇所短いワッカ激坂があるがやはりコンクリート。
1cm雪が積もっただけで、人も車も登れない!
まさしく激坂のサイン、恐るべし

それでも300mほど2車線の綺麗なワッカ道を立ち漕ぎはできずヒーヒー登り、坂の上で休憩する。
そこにはバス停となっていてトイレもあったので、ちょうどよかった。

小休止したのち、アップダウンを超え一度ゴルフにきた事のあるレイク相模カントリーの前を通過。

甲武トンネル

事前に調べて一番キツイポイントが甲武トンネル
全長954m、東京都で唯一の村である西多摩郡檜原村と、山梨県上野原市の棡原(ゆずりはら)地区とを結ぶ都県道の唯一かつ最高地点にあるトンネル、ということらしい。

甲武トンネル・山梨県側

途中山奥の峠道らしくなるものの、薄暗い峠道というわけではなく基本的には整備された2車線の道路で走りやすい。
足を使い切らないよう、ゆるゆると登る。

先ほどの外人さんも同じ方向に行ったはず、当たり前だが影も姿も見えず。

いくつかトンネルを抜けるために前照灯と尾灯はすでに点灯している。
ついに、甲武トンネルにさしかかる。
954mは長い!

調光サングラスなので、こういう時は助かる。
普通のサングラスだと目の前真っ暗で何も見えないですから!
筑波山の朝日トンネルで怖い思いをしたのでそれ以来はこの調光サングラスにしています。

甲武トンネルを抜けると東京都奈良原村に変わって、道は下りになる。

甲武トンネル・東京都側

甲武トンネルを抜けると続けて短い200mほどの栗坂トンネルが続くが、そこは東京都である。

栗坂トンネル・東京都

楢原街道

甲武トンネルから下ってくると楢原街道に出ます。
都民の森や風張峠、奥多摩湖など何度か走った馴染みのある楢原街道を右におれ、綺麗な舗装道路の楢原街道を下っていきます。

時刻はそろそろお昼時。
JR高尾駅をスタートしてから5時間ちかい…

整備された楢原街道の道路脇になぜか温度計があり表示はなんと34℃
東京都の山梨県にちかい青梅の山の中で34℃とは…
その数字を見ただけで体力が消耗する!

暑いし、お昼時なので通りがかった食堂でお昼にした。

随分前のことなので何を食べたか覚えていない…

30分ぐらい休んだと思います。
再び走る!

ローディーが数人登ってくる。
景色は緑の中で涼しげに見えるが34℃
山の中とはいえ東京都の都道・楢原街道ですから道路沿いは綺麗に伐採されて容赦無く太陽が真上から照り付けます

車もなくローディーも少ない、ほぼ一人で孤独に楢原街道を下る。

その時!なんとビックリ!

サルが道路を横切るではないか!

さっきからキーキー騒いでいたのはこやつらだったか!

東京都とはいえ唯一の山の中の
自然いっぱいなのはここが東京都とは思えない!

入山峠

楢原街道から入山峠に向かう道を右に折れる。
最後の登りだ…

入り口はまだ道幅の広い道路なのでゆるゆると登っていくが、道はだんだん林道に姿を変えていく。
ゆるい登りの沢沿いの細い道に変わり、心細い。

かなり体力を消耗し、林道の道端で座り込み小休止していると、車が通る。
キャンプ場か何かがあるのか?

再びヨロヨロかなりへばりながらも登っていくと、やっと入山峠に到着。

通行止

入山峠に到着したものの、「落石通行止」の看板がある!
これまで登ってきた道だ!

ヘトヘトで写真撮りながら休んでいると向こうから3人のローディーがやって来るではないか!
しかも、二人は女の子!

唖然!
こっちはエロヘロのヨレヨレなのに…

女の子:「通行止」だって大丈夫⁉️
男の子:向こうからやってきた人がいるから大丈夫じゃない⁉️

どうも私のことを言っているらしい…

尋ねられることもなく、彼らは筆者が登ってきた峠道を楢原街道方面へ下っていった

入山峠を下る

写真を何枚か撮り、休憩してあとはJR高尾駅まで下りの道。

入山峠下り半ば

下りとはいえ、慎重に下る。
陣馬街道に出てホッとする。

JR高尾駅はもうすぐ。
今回、北口ではなく南口のコインロッカーにリュックを預けてある。
ロッカーからリュックを取り出し、トイレで着替え自転車を輪行袋に仕舞い込み中央線で帰宅となった。

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おわりに

前回の和田峠クライムでは、足付きではあったものの体力的にはまだ余裕があった。
そこで、今回のルートになったわけだがちょっと無謀すぎた。
おまけに、夏の34℃ではなおさら!

楢原村の山の中なら涼しいだろうとタカを括っていたのが大失敗で、かなりヘバッタ!💦

30℃越えのヒルクライムは気をつけて楽しみましょう。

おまけに、陣馬そば山下屋からガーミンのライドスイッチをOFFにしたまま楢原街道で昼食をとったやまびこ食堂(たぶん)までGPSログは残っておらず!
しょうがないので、この間のルートは手操作で補正しています。

2023年1月9日月曜日 7:12 JST
距離: 81.1 km
所要時間: 7 時間 49 分
平均速度: 毎時 6.3 km
最小標高: 167 m
最大標高: 794 m
累積標高(登り): 3084 m
累積標高(下り): 3085 m
消費カロリー:2,715kcal
最高気温:34℃

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