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米国PCEデフレーター、難しくてわからん
一体なんなの?

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米国PCEデフレーターとは、米個人消費支出とも呼ばれ、大変注目されている指数です。

もくじ

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米国PCE(米個人消費支出)

米国PCE(米個人消費支出)

三菱UFJモルガン・スタンレー証券
個人消費支出とは、米商務省が公表する、米国の家計が消費した、財やサービスを集計した指標で、PCE(Personal Consumption Expenditures)とも言われる。名目PCEを実質PCEで割ったPCEデフレーターの中でも、価格変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCEデフレーターはFRB(米連邦準備制度理事会)もインフレ指標として重要視していることから、市場からも注目されている。

2022年10月28日米商務省から9月PCE発表がありました。

米国PCEデフレーター

まだ拡大する米国PCE(米国消費支出)

Bloomberg

米PCEコア価格指数、前年比で伸び加速-大幅利上げの見方補強
・9月のPCEコア価格指数、前年同月比5.1%上昇-8月は4.9%上昇
・インフレ調整後の実質個人消費支出、前月比0.3%増-予想0.2%増
9月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は前年同月比で伸びが加速し、個人消費支出は引き続き堅調に増加した。物価上昇圧力の広がりと需要の底堅さが示されたことで、米連邦公開市場委員会(FOMC)が11月の会合で再び大幅利上げを行うとの見方が強まった。

依然、米個人消費支出は強い動きを見せていますので、11月の金利上昇は0.75%で確定。
12月の金利は0.50%と観測されてきましたが、これでそうとも言えなくなりました。

それと並行して、米住宅金利が上昇するに伴い、住宅市場が冷え込んでいます。

Bloomberg

米中古住宅販売成約指数、9月は10.2%低下-2年ぶりの急低下
9月の米中古住宅販売成約指数は新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)になった直後以来の大幅な低下を示した。借り入れコストの急上昇に伴う住宅市場の急速かつ激しい冷え込みを浮き彫りにした。

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まとめ

この米国PCE発表を受けてFRBは金利上げ幅をどのように調整してくるのでしょうか。
指数が一方向に流れてくれればわかりやすいのですが、それぞれまちまちです。

まだまだ、インフレ抑制の過渡期であることがわかります。

難しい相場は、まだ続く。

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