鹿野山(かのうざん)・亀山湖サイクリング

2018年4月1日(日)千葉県君津市鹿野山と亀山湖サイクリングのお話しです。
自宅から電車で1時間と少し、JR木更津へいつもの輪行。
向かったのは、千葉県君津市鹿野山にある九十九谷展望公園。
そしてその先にある亀山湖です。
距離70km、獲得標高は1,300mほどですので、シニアにとってはまあまあの峠道。
単独なのでマイペースで走ります。
RIDEwithGPSによると、3箇所の登り区間ですが4%~5.5%ですので激坂というわけではないですね。
シニアの観光サイクリングとしては適度の上り坂でしょうか。
マップとルート
マップ
Googleマップ
RIDE with GPS
ルート
自宅 –西船橋 –千葉 –木更津 –– 鹿野山神野寺 –– 九十九谷展望広場 –– 亀山湖 –– 久留里街道 –– 木更津 –西船橋 –自宅
走行距離は70kmとそれほどでなく、激坂もありません。
マイペースで写真を撮りながらゆっくりと走ります。
JR木更津駅スタート
JR木更津駅のコインロッカー
千葉県房総のサイクリングは何回か尋ねておりますが、今回はJR木更津から出発。
いつも通り、駅のコインロッカーにリュックを預けて出発。
国道127号線(内房なぎさライン)を走り、小糸川を渡ってから右に折れます。
東関東自動車道の手前に綺麗な桜が咲いていました。

ここまで13km40分ほど、ちょうどいい休憩ポイント。
鹿野山神野寺
高速道路をくぐったら鹿野山 神野寺まで登り。
距離7km平均勾配5.5%(MAX10.4%)RIDEwithGPSによる。
走り始めてちょうど足も慣れてきた頃ですが、無理せずゆるゆる登る。
駅から1時間と少しで神野寺仁王門に到着。

鹿野山 神野寺は、飛鳥時代の崇峻天皇2年(589年)に徳善法師によって創建された千葉県最古の寺院です。天台宗に属し、本尊は千手観音です。
この寺院は…
修験道の祖・役小角(えんのおづぬ)が修行した地とされ、古くから信仰の中心地でした。江戸時代には幕府の保護を受け、房総地方の名刹として広く知られていました。
現在も静かな霊峰・鹿野山に位置し、仁王門や本堂など歴史ある建造物が参拝者を迎えています。

1400年以上前に創建されたとは驚きですね!
サイクリングしていた頃はそんなこと全く知らずでしたが、左右の仁王像に睨まれる仁王門は迫力があります。
ここの駐車場には綺麗な公衆トイレもあり、見物するには良いですよ!
九十九谷展望広場
仁王門から程近く1kmに九十九谷展望広場があります。
ここからの眺めが絶景!

九十九谷展望広場は、千葉県君津市鹿野山にある絶景ポイントで、房総半島の山々と谷を一望できます。特に霧が出る早朝には谷間が雲海に包まれ、幻想的な風景が広がります。日の出や夕景も美しく、写真撮影に最適です。季節ごとに異なる景色が楽しめるため、自然を満喫したい人におすすめです!

しばらく絶景な景色を眺め、写真を撮っても時刻はまだ午前10時亀山湖を目指します。
房総スカイライン
久留里鹿野山港線のアップダウンから房総スカイラインへ。
てっきり自転車も有料道路だと思っていましたがどうも料金所がありません。
そのまま綺麗な道路進みます。
緩やかなアップダウンのワインディングロード、ドライブでも気持ちいいに違いありません。
突然舞い降りたパンクの魔王
ですが、そんな時予告なくやって来るのはパンク‼️
後輪の感覚がフニャフニャしはじめました。
おだケン魔王キタァ—‼️
最近ないなーと思っていたところにやって来るんです!
道路の左側空きスペースに自転車をひっくり返して、タイヤ交換開始。
パンク交換は、チューブラータイヤのデメリット。
クリンチャータイヤはチューブ交換だけで済みますが、チューブラータイヤはタイヤ丸ごと交換になります。
手間も費用もかかる。
その分メリットがあるかというと?
シニアレベルではあまりメリットは感じないかも…⁉️
とりあえず、作業にかかります。
路上チュブラータイヤの交換
手順はというと…
- 自転車をひっくり返す
- ホイールをはずす
- 100均レバーで、タイヤを引っぺがす
- ホイールの溝からノリを剥がす
- 粘着テープをホイールに貼る
- タイヤをはめ込む
- 粘着テープのフィルムを引っ張り剥がす
- 空気を徐々に入れる
- ホイールを自転車に装着
何度もやっている作業なので手順は慣れていますが、それでも15分はかかる。
CO2ボンベでの空気充填なので楽なんですが!
タイヤがハマらないで苦労する話が多いですが、筆者の場合予備タイヤをエア充填したまま1週間ぐらい寝かせて馴染ませてあるので楽にハマります。
この頃使っていたタイヤはTUFO軽量タイヤだったんですが1本10,000円ぐらいしたと思います。
パンクしたチューブラータイヤは修理不能なのでこのまま廃棄の運命に‼️
お金のことを考えると痛い!
現在はお安い1本5,000円のコンチネンタルタイヤ。
それでもチューブに比べたら高いんですが…
タイヤ交換も無事おわり、亀山湖へ再出発!
たまらん−kimitsu−
亀山湖の手前にある、人気だとネットにも出ていたTKG(たまごかけご飯)の店。
房総スカイラインを走り、久留里街道にぶつかるT字路にTKG(たまごかけご飯)のお店があることをネットで知り食べてみようとワクワクで行ってみた所、たまらん-kimitsu-は店が閉まっていた。
午前10時半ごろだが、時間が早すぎたのか…?
のれんが見当たらずなんとなく店がないっぽい?
諦めて先へ進むのだが、調べてみると…
たまらん−kimitsu−古いネット情報ですが、2014年閉店とありました。
随分前の話、このとき既に閉店していたんですね残念。
今は、お蕎麦屋さんになっているようです。
それはそれで食べてみたい…
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亀山湖
元TKG店からすぐ、亀山湖に到着です。
亀山ダムは、小櫃川の上流に位置し、昭和46年から10年の歳月をかけて56年3月に完成した、千葉県で最初のそして最大の多目的ダムです。
ダム湖だったんですね。
亀山湖の赤い橋
亀山湖に到着して目につくのは、赤い橋です。


写真は亀山2号橋ですが、奥にもう一つ写るのが亀山1号橋です。
緑の景色に赤い橋が映えて綺麗ですね。
亀山2号橋を渡らずに少し進むと、同じ赤い色の小月橋を渡ります。


Googleマップの衛生写真(航空写真)でも赤い橋が綺麗に写っていますね。
小月橋を渡りトンネルを抜け、湖沿いに走ると押込橋を渡ります。
もう一つ赤い橋を渡り、久留里街道に戻りあとは久留里街道を道なりに走ります。


JR久留里線
木更津駅~上総亀山駅を結ぶ非電化のローカル線(32.2km、14駅)
今回のサイクリング亀山湖がJR久留里線の終点になっています。
房総のローカル鉄道、単線の久留里線と並行してしばらく走ります。
なんとも長閑な田舎町の風景の中をサイクリングは気持ちイイ!


46kmほど走ったところで久留里街道を左に折れ、もくもく街道という名の街道に入ります。
変な名前の街道ですが、2車線の整備された街道です。
この街道をちょっとだけ走り、今度はかずさグリーンラインへ。
さらに君津平川線と忙しく街道を渡り走ります。
JR木更津駅
クネクネと整備された県道を走り、最後は東関東自動車道を潜ればJR木更津駅に到着。
結局、お昼を食べ損ねましたが時刻はまだ14時。
駅前のコンビニでメロンパンを買ってエネルギー補給。
なぜか、サイクリングではメロンパンが食べたくなるんです。
カロリーが高いんですよね、メロンパンて!
おわりに
房総半島は標高の高い山は少なく、外房から内房の山越えもそれほど上り坂でもないのでゆっくり走ればシニアレベルでも十分楽しめるところだと思います。
また、元会社の保養所があったこともあり房総半島は結構な回数のサイクリングを楽しんでいます。
この鹿野山は当時参加していた千葉県のサイクリングサークルでまた走ることになります。
サークルでの参加は私が最年長ということもありますが、周りは30〜40代がメイン。
若者の中に混じって走るのはしんどい!
コロナで自然消滅になったみたいですが、ポタリングなどの集いも多くそれなりに楽しかったですよ。
今では単独で走っていますが、サイクリングは一人でも楽しめる気楽なスポーツですのでおすすめです!














