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人間の心はとても弱いものです。相場は、欲望と恐怖でつくられる。この二つのことになると人は理性を失います。自分のお金を投資するわけですので、厳しく律しなければいけないのですが、簡単にへこたれ、欲望と恐怖の悪魔が舞い降ります。
自制心が大事
人によって違うかもしれませんが、違うなりにマイルールをつくりそれに従うことが重要とよく言われます。なぜなら、自制がきかなくなるからです。冷静に考えられなくなり、同じ失敗を繰り返すからです。
実際にスマホやパソコンの動く相場をみていると、冷静な判断ができなくなります。また、やってしまった( ;∀;) の繰り返し。なので、マイルールを作りましょう。
日足チャートが下がり続けている銘柄は買わない。
日足・週足ともに確認して下落が続いている銘柄は注意が必要です。また、サンプルの移動平均線では、オレンジ(75日移動平均線)ブルー(25日移動平均線)赤(5日移動平均線)ともに下向きです。赤のラインが数日上向きになっていますが、トレンド(傾向)は下向きなのでこの銘柄は買いません。
空売りは、証券会社から株を借りて売り建て、決済日までに買い戻して返却することをいいます。これにより、下落局面においても利益がだせるわけですが、売りと買い両方の管理(上昇と下落の管理)が大変です。2種類の玉で持ち株銘柄数が増えるのは個人管理できませんので、私はやりません。
レバレッジは3.3倍まで倍増できるしくみ(いわゆる証券会社への借金)ですが、レバレッジは利益が大きいが損も大きいのでやりません。
レバナス
2021年末まで米NASDAQが暴騰し続け、レバナス(レバレッジをかけたNASDAQ100連動の投資信託が大人気)という流行り言葉も生みましたが、昨年末まで好調だったナスダックは、2022年に入ってから暴落しましています。落ちるときは倍速で下落しますから恐ろしいです。
板の動きに左右される
株価ごとの売りと買いの一覧表が証券会社のツールにあります。板の見方はここでは説明すると長くなるので別にしますが、監視していた銘柄をそろそろ買い時・売り時かなというときに、この板をみて売買しない、ということです。
私がいままで多く失敗するパターンが、寄り付き価格が大幅に上がっているのをみて、”やばい!これは買いだ”と板の価格を指値で追いかけるパターンです。
この逆の売りも、寄り付きが安いからと言ってあわてて板の下落する値を指値で追いかけるパターンです。この板の勢いがほんの一時で反転していくんです。
売りも買いも、板できめるのでなく、事前にチャートの動向を見て、指値を決めて買い向かいます。または、逆差しを入れて売りに向かいます。
板をみていると、その上下動の激しさで、自分の感情が高まり冷静な判断ができなくなるからです。よくこれで失敗を重ねました。いや、まだこの失敗をしていまうときがたまにあります。目の前の恐怖に自分をなくすんです。
損切ライン5%は厳しい?
高値掴みすると結構きついです。私は損切ラインの目安を5%と決めています。時価総額100万円の株を100株投資に対し5%下落は5万円の損、200株だと10万円の損。投資の規模とスタイルにより異なりますが、5%でも株数によって損額は違います。自分のあった損切ラインを決めておく必要があります。
上下動の激しい(ボラリティが高い)銘柄はザラ場(相場が開いている時間帯)で普通に5%動きますので、高値掴みすると、あっという間に損切ラインに迫ってきます。高値掴みを繰り返していると損切ばかりの損切貧乏になり、どん底に落とされます。
このような状況が続くということは、下落トレンドでは買わないルールを守れていないとも言えます。もしくは、日足チャートが上昇すると決め込んだものの横ばいのパターンはマイナスになる可能性が高いです。
押し目で買う
上昇トレンドにある銘柄は、前回の上値を超えながら、前回の下値を切り上げながら、上がっていきます。上昇していく間に小さく下がるタイミングのことを押し目と言います。上記の日足チャートでは、青い25日移動平均線が、黄色の75日移動平均線にタッチしたタイミングです。
もっと上昇トレンドが大きいチャートでは、青いラインが黄色ラインより常に上にあるのも珍しくなく、下図の例では下落すまでの5か月間の間に①②③の3回の押し目チャンスがあったことになります。
高値掴み
ですが、①押し目チャンスを逃し、上昇し続けるチャートに魅了されて④で掴んだらどうなるでしょう。あっという間にマイナスに転じ、5日後にー5%、19日後にー16%の75日移動平均線で転じることになります。利益がでるのは⑤の81日後ですが、その後転落していきます。
欲望と恐怖
これが邪魔をするんです。底値から上昇トレンドに入った①に買えれば5%の損切率は低くなります。トレンドが上向きになれば、今度は売りのタイミングを探すことになり、損切の心配から解放されます。
押し目待ちに押し目なし
相場の格言
押し目がこない、もしくは待てない。上昇トレンドの銘柄がいつか落ちるだろうと期待していても落ちてこない、という状況を表している格言です。我慢に我慢を重ねて、もう待てないと④で買ってしまうと、そこが天井であれよと言う間に下落する。そしてもう持てない底値の②で売り、往復ビンタ。よくある話です (/ω\) 。
利確のタイミング
損切の目安は5%です。では、利確のタイミングは?「高速でGO!」の人気Youtuberが言っていました。明確なポイントはないが、騰落レシオがTOPに来たであろう時が売るタイミング。上図日足チャートの④もしくは⑤です。
頭と尻尾はくれてやれ
相場の格言
損切のルールはあるんですが、利確のタイミングは曖昧です。ですが、利確=利益がでたわけですから、それでOKと思いましょう。いや、この格言がそう言っています。上述の日足チャートでは、①押し目でエントリー、⑤で利確すれば、”頭と尻尾はくれてやれ”格言どおりですね。
投資は大事なお金を「市場」に託すのですから、日々増減する資金に一喜一憂しがちです。わずかな値下がりでドキドキしたり、わずかな値上がりでワクワク小躍りしたりしがちですが、この心をどうコントロールするかは、運用成績に直結するので重要なポイントです。損失を抱えたとき、慌てて売ってしまうか、損失を恐れてどうにも動くことができず、さらに損失を拡大させてしまうか。
投資は、損失を被ることもあらかじめ想定してスタートさせることです。「10%の損失が出たところで撤退」などと事前に決めておけば、パニックに陥って損失を拡大させることも少なくなります。また、逆に利益が出たとき、「10%の利益が出たら売ろう」と決めていても、実際に10%上昇したところで「まだ、上がるかも」などと欲が出がちです。欲望を抑えることも大切です。
Yahooファイナンス
わかっていはいるけど・・・これ、わかってないんですね。自分のことです。
損に惑わされない
私の損切ラインは5%を目安にしています。ルールの下限に近付くとそわそわしますし、損の額にもおののきます。事前に逆差しをいれておくか、5%を下回り下げが止まらなそうであれば、ルールとおり損切します。ルールのとおり損切すると、割り切りきれない気持ちが大きく、しばらくは損した原因を追究してしまいますが、なぜ5%を下回るかの原因は高値掴みか底値だとの思い込み。
長期か中短期か
自分の投資スタイルを決めておくことも大事です。デイトレードはお勧めしません。週またはスイング・月・半年・年の単位で心構えすることが大事です。初心者は変動の少ない歴史のある銘柄がよいかと思います。更に購入判断は、上昇トレンドであること、押し目でエントリーすること。
時間があるとき、自分が購入した銘柄の日足チャートに、買いと売りの印をつけてチャートをみると自分の負けパターンが見えることがあります。
また、やってしまった。同じ過ちの繰り返しに自分に腹がたちます。オレのバカ!また高値掴みと下落の途中で掴んでいるじゃないか!
銘柄を購入したらその瞬間から動きが気になりますが、あまり相場をみないようにしてます。このブログ記事を書いている間は、相場をみなくて済みますので一石二鳥。
みなさんも、どうか大事な生活資金まで投入することのないよう、心得てください。
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