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本日11/7(月)ニトリやはりきました、急騰です。原因はなんなのか。
状況を考えてみたいと思います。
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11月7日(月)でいきなり高騰、翌日8日(火)でいっぷくしています。
この急な高騰の原因はなんなのか。
項目 | 前回9月 | 予想 | 今回10月 |
---|---|---|---|
ISM製造業景況指数 | 50.9 | 50.0 | 50.2 |
FRB政策金利発表 | 0.75%UP | 0.75%UP | 0.75%UP |
ISM非製造業景気指数 | 56.7 | 55.2 | 54.4 |
米国失業率 | 3.5% | 3.6% | 3.7% |
非農業部門雇用者数 | 26.3万人 | 19.1万人 | 26.1万人 |
政策金利0.75%は想定通りで、全体的に景気後退の様相を呈しています。
これは、金利引締め(インフレ抑制)が効いているようにみえ、現にインフレ率(消費者物価指数)は一時9%超まで達していたのが下降しています。
11月3日日本時間午前3時にFRBの会合FOMCの金利政策の発表がありました。また、全世界から注目を集めたFRBパウエル議長からの講演も合わせて行われ、今後のFRBの金融政策の動向が発表されました。
パウエル議長、ピーク金利は従来想定から上昇-利上げペース鈍化も
・政策金利「十分抑制的」な水準になるまで「継続的な引き上げ」必要
・利上げ停止について考えるのはあまりに時期尚早-パウエル議長
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレのコントロールを取り戻す取り組みで新たな段階に入った。現在の利上げサイクルにおける政策金利のピーク水準について、従来の想定より高くなる可能性があるとした一方、近く利上げ幅が縮小することもあり得るとの認識を示した。
FRB当局者、利上げ継続の必要性指摘-ピークが5%超との見解も
米金融当局者はインフレ抑制のために政策金利の引き上げを続ける必要があり、来年に5%超までの利上げも視野に入る可能性があるとの見解を示した。
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は4日のCNBCのインタビューで、米政策金利が最終的に5%を超えることは「十分にあり得る」と指摘した。
様々な記事に出ていますが、全体的にみるとこんな感じになるかと思います。
これまで想定されていた最大政策金利(ターミナルレート)は5%であったのが、次回12月に0.75%→0,50%にする代わりに、ターミナルレートを5%から5.5%ぐらいに引き上げるとパウエル議長の発言から読み取れます。
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相場は、米国のインフレ抑制が効いている感触とみて、株価の底打ち感がでている。
高騰していたドルが頭打ち。同時に円安も一旦落ち着く=ドル円高止まりで安定。
この動きが、円安による輸入資材高騰に苦しむニトリにとって、先行きが見えてきたところから、株価が反応したと見えます。
米国新築住宅件数の低下=木材の高騰が高止まりであるものの、高騰カーブは横向き。
これらを同時に考えたとき、この先の輸入資材の低下とドル円の安定。このような材料でニトリの株価は復調していくかもしれない。と個人的に予想しています。
FRBの金利政策発表を終えた感想は、金融引き締めの道のりはまだ長いと感じました。
金融引き締めのデータ(指標)は遅延して出てきますが、株価はそれに先行して反応しますので、どこでエントリーしていいかが微妙です。
11月10日米国消費者物価指数(CPI)の発表内容で、インフレ抑制が効いていると見えれば、株価は上がっていきそうです。
発表される指標と、FRBのコメントに聞き耳を立てておかねばいけませんね。
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