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2022年10月20日、円がついに150円割れしました。
ついに、と言うか、とうとう、と言うか、やっぱりと言うか、まだまだと言うか・・・
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32年ぶりとなると筆者が34歳、現役バリバリの頃でその頃は為替など全く気にしていませんでした。記憶では、バブルが弾けたかどうかでしょうか。まだ世の中は「24時間働けますかぁー!」と言っていたと思います。
円、一時150円台 32年ぶり安値
円買い介入が焦点に
20日の外国為替市場で円は対ドルで下落し、一時1ドル=150円台前半を付けた。150円台は1990年8月以来、32年ぶりとなる。日米金利差が広がるなか、低金利の円を売って高金利のドルを買う動きに歯止めが掛からなくなっている。止まらない円安に対して、政府・日銀が大規模な円買い介入に踏み切るかが焦点だ。
米国は米国インフレを抑えるため、当分の間大規模な利上げを継続するとみられています。
日本は金融緩和を継続していますから当然米国との金利差は広がる一方で円売りが止まらない。
この勢いだと年内160円もあるかも?
Broomberg
2022年10月19日 8:14 JST 更新日時 2022年10月19日 9:43 JST
カシュカリ総裁、来年利上げ停止あり得る-コアCPI減速の条件付き
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は19日、コアインフレが減速している明確な証拠が得られた場合、米金融当局は来年のある時点で利上げを停止することがあり得るかもしれないと述べた。
続いて、
Broomberg
2022年10月20日 5:12 JST
トラベラーズ・インスティテュートが主催したオンラインイベントで、カシュカリ総裁はコアとサービスのインフレが向こう数カ月で横ばいになれば、来年に利上げを一時停止できる状況になる可能性はあるとの見解を示した。その上で、食品とエネルギーを除いたコア物価が落ち着きつつあるという「安心」材料は現時点で見られないと強調。
たらレバ、の話をしている様ですが、インフレが落ち着きつつあるので、今からそうなった場合のことに言及しておこうと言うことか。
2023年上期で金利上昇は頭打ちになるとのニュースが出始めているのは、この様な発言からかもしれません。
そうなれば株価は上がる?
2022年10月21日(金)現在の、ドル円と米国債10年金利との対比です。
ドルが高くなる大きな要因は、米国債の金利上昇にあります。
ドル円=150.380円
米国債10年利回り=4.267%
米国債2年利回り=4.626%
米国債2年を買えば4.626%の金利がついてくるわけですから、リスクを負ってまで株を買わなくなりますよね。
米国債金利が上昇すると、円安が進む。
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2022年10月21日 6:54 JST Bloomberg
東京外国為替市場では円が対ドルで32年ぶり安値を連日で更新。アジア時間取引で米長期金利が一段と上昇しており、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが進んでいる。日本の通貨当局による円買い介入に対する警戒感はあるものの、1ドル=150円台前半でじりじりと円の下値を探る展開となっている。
2022年10月21日 6:54 JST Bloomberg
米10年債利回りは20日の取引で2008年6月以来となる4.2%台に上昇し、21日のアジア時間ではさらに4.26%台まで水準を切り上げている。米金融当局のタカ派発言を受けて、積極的な金融引き締めの長期化が意識されており、スワップ市場では米政策金利が23年上期に5%に達するとの見方を織り込んでいる。
これに対し、鈴木俊一財務相は、「・・・高い緊張感を持って注視する」などと口先介入をしているわけですが、9月22日の24年ぶり為替介入で142円まで戻しましたが、それから1ヶ月も経たないうちに150円を割り込みました。
それだけ、米国の金利上昇圧力が強いわけですが、インフレ抑圧のためFRBはこの状態を肯定しています。
日本はいつまで金融緩和を続けていけるのでしょうか。
2022年の年初来、ドル円、NIKKEI225、S&P500との対比グラフです。
米国金利上昇=ドル上昇=S&P500下落=NIKKEI225下落、こんな図式です。
S&P500とNIKKEI225は連動して動いていますが、NIKKEI225の方が底堅いと言えます。
2023年上期には金利上昇が頭打ちと言われています。
2022年のFRBによる金利上昇が高止まりすれば、2023年は金利低下に向かうのではないか。
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リセッション(景気後退)は必ずおこると言われていますが、米国ではすでに始まっているのではないか。とも言われ始めています。
日本では、金融緩和の継続でそれほどまでの実感はありませんが、エネルギーや穀物などの輸入品の物価上昇が現れていますので、米国に若干遅れながら日本も景気後退局面がやってくるのかも知れません。
株式相場に、絶好の買い場がやってくるのでしょうか。
コロナショックの時、「落ちるナイフは掴むな」の格言を相当期間守り続けてチャンスを逃した経験から、次のチャンスは逃さないようにしたいものです。
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