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小難しい話はなるべく避けて。
8月半ばから米国金利縮小政策により、9月6日まで反落していた株価が、インフレはピークを過ぎたんではないか、という市場の思惑で一旦上がり始めていた株価が、一気に下落。
一体何が起こったのか。
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FRBからのタカ派発言から少し時間が経つと、株市場は楽観論が広がり始め、9月6日頃から再度上昇を始めました。
FRBパウエル議長が「痛みを伴う」とまで発言していたことなど、どこ吹く風で楽観論が広がり始めていました。
そこに、主に以下のような重要な政策会合での発表がありました。
いわゆるCPIショック
市場は、これまでの低調な失業率、ガソリン価格の低下、などで予想よりインフレがピークアウトしているんじゃないかという空気を、この8月CPIで一変させられます。
下がると思っていたのに、上がってるやないの。
消費者物価指数UP=インフレ進行、 FRBの対策=金利0.5% → 0.75%金利UPという予測に変わります。
このような状況から、市場は、FRBの金利上昇を0.75%と折込んでいき、米国10年債金利も上昇、株価は同時に低下していきました。
米国10年債券金利が上昇すると、米国株価は下がり、ドルが上がる。
日本株も同時に下がる。
ドルが上がると、米国輸出企業は困る。
米国インフレ退治に躍起になっているFRBは9月のFOMCで、大方の予想通り政策金利を0.75%上昇させる。
ここまでは想定内でよかった。
同時に出てきたこの先の米国金利予測チャート(ドットプロット)が市場の予測を上回る、高い金利となって発表されたので、これは予想外。翌日の米国株価は更に大幅反落。日経もつられて反落。
更に、米国10年債金利が上がる。
FRBは、インフレ対応に躍起になっており、株マーケットは多少の痛みを伴ってでも、インフレを抑えるため、金利UPの姿勢をとっています。
FRBの使命は、インフレと雇用の安定。株式マーケットは二の次なんです。
更にさらに、飛び出してきたのが、政府・日銀の為替介入のニュース。
このニュースで一時期ドル円が145円台から140円円台に戻す場面がありました。
これで株価に何か影響あるかというと、特に大きなことはないという声が大勢です。
世界中が一気に、金利上昇に動き出して経済の見通しが景気後退局面に入るのではないかと、囁き始めていますが、こればかりはどうなるかわかりません。
セクターダイヤグラムで以前は、8時ごろと言われていたのが逆戻りし、6時ごろだとも言われています。
グロース株は敬遠され、ディフェンス銘柄、優良高配当バリュー株などが注目されてくるかもしれません。
また、インバウンド銘柄もこの先可能性がありそうです。
私自身のポートフォリオも見直して、現金比率を高めています。
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昨日の米国指数の下落で、私も損切りをしました。
自分自身の損切りラインを超えていましたので、潮時と考えたからです。
今年の相場は、とても難易度が高い。
こんな時は、株価変動は少ないかもしれないけど、高配当株がいいと思うこの頃です。
すでに9月末に差し掛かり、時間がないのですけれど。
ですが、ポジション持たずに「休むのも相場」でもいいかもしれません。
相場は、逃げないですから。
追記
ダブルスコープの爆下げは凄まじいですね。
原因は、韓国子会社のIPOに関係するらしいですが、業績がいいだけに今後が見ものです。
IPO評価額の未達資金をどうやって調達するかにかかってくるのか、でしょうか。
この類は、外野から眺めているのが面白いです。
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