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2022年8月21日(日)現在、ほぼ各社の決算が出揃いました。この大事な決算発表で株価が大きく動きます。この決算をどう見るか。今日はそんな話題です。
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四半期に一度の決算発表は、株価に大きく影響します。不思議なのが決算内容が増収増益文句なしでも株価が下落することがあります。
決算の内容の話をするときに、この問題は大きいです。
保守的に考えるならば、決算前に一旦売却して決算の内容をみるのが保守的でしょう。
良い決算なら買い戻し、悪いならその銘柄から完全撤退。これでいいんですが、内容が良く大きく爆上げすることがよくあります。この場合、売らなきゃよかったと慌てて買い戻したものの、利食いで下がるパターンもあります。
長期保有であれば、そのままホールドで何もしない。
なんですが短期だとそうはいかないんです。
フジクラ<5803>を例にみてみましょう。決算前日784円十字陽線で終わっています。ちょうど25日線にタッチしたところ。移動平均線の順番はPO(パーフェクトオーダー)です。週足で見ても上昇トレンドが続いています。
フジクラ・Tradingviewの日足チャート
決算発表の内容が好材料とされ、16%の上昇ですし出来高も伸びています。
フジクラ、決算発表当日のkabutan記事
株探ニュースの記事でも、増収増益プラス上方修正を報じています。不安視するような材料もなさそうです。
決算書の確認
kabutanはトピックを網羅しています。速報の記事に「76.9%上方修正」と記載されていますので、インパクトがあります。「決算」ページに詳細が記載されていますので、確認しましょう。
さらに上がる根拠
テクニカルだけの視線からでしか話をしていませんが、これで大体翌日は上がるだろうと予測します。
その後も順調
決算翌日から本日8月21日(日)まで8.3%上昇しています。
マクロ的には、米国の相場が崩れ始めていますし、米国10年債金利が上昇していますので米国相場にとっては悪いサイン。Bloombergの報道では今の相場は楽観的で短期的に上昇しているだけと述べています。
日経平均もこれに引っ張られて、来週8月22日以降、落ちてくるかもしれません。
ここまで分かっているなら既に億万長者ではないか?
そうならないところが相場の難しさ。
どれだけよく見えても、翌日大暴落のパターンもあるんです。「出尽くし」と呼ばれていますが、何度となくやられました。
直近で見たのは、三井ハイテク<6966>
持ってはいませんでしたが、増収増益の決算発表翌日に-12.6%の大陰線。これにはビックリ!
前日の株探ニュース
三井ハイテク、2-4月期(1Q)経常は3倍増益で着地
三井ハイテック <6966> [東証P] が6月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の81.6億円に急拡大し、通期計画の205億円に対する進捗率は39.8%に達し、5年平均の20.6%も上回った。
直近3ヵ月の実績である2-4月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.4%→15.4%に急改善した。
株探ニュース
今までが良すぎたのでそろそろ利確という心理なのかわかりません。ただし、高値であったことは事実です。
下落した今現在でもまだ高いです。
半導体業界は、そろそろ底値の感じがしなくもありませんが、様子見でしょうか。EV関連の会社で今後期待されているのは間違いありません。
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決算跨ぎをするかしないか、綴ってみました。
結局、「どっちとも言えない」ですが、保守的になるなら売って「決算跨ぎしない」
大凡の決算が出尽くして、決算高値下値のお祭りはそろそろおしまいです。
今後は、インフレ対応米国相場やウクライナ・ロシア情勢の変化など、新たな材料に動かされると思います。
ポジションを持ったまま、決算を跨ぐかどうか、これはご自身で決めること。
たまたま見つけた銘柄で伸びそうだから、などと勢いで買ってはいけません。ましてや今現在、米国のインフレ対応で相場は難しい状況です。
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