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そこまでやる米国対中規制で半導体銘柄下落!

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7月17日(水)午後Bloombergに掲載された記事で、名指しされた東京エレクトロン筆頭にテック銘柄は軒並みの下落が始まった!

ローツェ決算を喰らって慎重になっていたこともあり、17日前場終了前に信用ポジションを整理し、後場の様子を見ていたら…

後場が始まった様子を見て再エントリーできそうもなければその日は終了!
こんなパターンが数日続いてたら…

そんな17日(水)の午後、半導体銘柄を揺るがす記事がBloombergに掲載され日経平均ダダ下がり!

おだケン

後から知ったのですが…

もくじ

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Bloomberg記事

半導体銘柄下落の始まり

Bloombergに掲載された下記の記事で、東京市場の後場から大混乱。
翌日米国テック銘柄も一斉に下落。

米、対中半導体規制で最も厳格な措置検討と同盟国に警告-関係者
Mackenzie Hawkins、Ian King、Cagan Koc、望月崇
2024年7月17日 12:47 JST 更新日時 2024年7月17日 23:17 JST
東京エレクトロンとASMLが提供する技術が標的になる可能性
株価を直撃、東京エレクは7.5%安-ASMLは11%下落後売買停止
バイデン米政権は、半導体製造装置大手の東京エレクトロンやオランダのASMLホールディングなどの企業が先端半導体技術へのアクセスを中国に提供し続ける場合、利用可能な最も厳しい貿易制限措置の利用を検討していると同盟国に伝えた。
Bloomberg

オランダASML、台湾TSMCの好決算にもかかわらず、中国割合が強い半導体関連大型株は全滅。

日経平均7月19日(金)40,063円、前日比-62円(-0.2%)

日経平均4/1-7/19
日経平均(週足)年初来=

東京エレクトロンの危機!?

翌18日(木)も引き続き半導体関連銘柄は下げが続く。

東エレク2日で18%安、対中規制懸念で13年ぶり急落-半導体売り続く
横山桃花
2024年7月18日 11:30 JST
東京エレクトロンの株価が続落。米国政府が対中半導体規制を強化し、同社などに厳しい貿易制限措置を取ることを検討しているとのブルームバーグ報道を受けた売りが18日も出ている。
東エレク株は2日間の下落率が一時18%に達し、2011年3月以来の大きさとなった。17日の米国市場でも報道を嫌気した売りが半導体関連株やハイテク株に広がり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6.8%安と、終値ベースで20年以来の大幅安だった。
Bloomberg

東京エレクトロン
7-17(水)33,390円前日比-2,690円(-7.5%)
7-18(木)30,470円前日比-2,920円(-8.7%)
7-19(金)31,170円前日比+700円(+2.3%)

東京エレクトロン日足チャート

ディスコ

こんな状況の中で決算

テック銘柄の嵐の中で迎えた18日(木)16:00ディスコ1Q決算

事前の開示で売上利益とも凄まじい上昇!
第1四半期営業利益は97%増

にもかかわらず株価は下落!
コンセンサスを下回り株価下落。

【決算速報】ディスコ、1Q経常33,623百万。アナリスト予想を下回る
【業績予想/決算速報】ディスコ<6146>が7月18日に発表した2025年3月期第1四半期の経常損益は33,623百万円、直近のIFISコンセンサス(34,933百万円)を3.8%下回る水準だった。また同日発表された業績予想によると中間の経常損益は66,400百万円を予想、直近のIFISコンセンサスを7.8%下回る水準となっている。
アイフィス株予報

ディスコ
7月19日(金)52,700円 、前日比-2,560円 (-4.6%)

ディスコ日足6/1〜7/19

これだけ売上利益を上げているにもかかわらず株価が下がるのはどこか納得できないが、世の中そんな甘くない!

コンセンサスという基準を中心にして株価が動くのだからしょうがない。
個人的には、こんなに売上利益伸ばしているのにと思っても株価は連動しないのが相場の冷たいところ。

常にサプライズを求める強欲な世界…キビシイ!

コンセンサス(業績予想)を上回らないと下落する

状況が良くないということもあるが、どれだけ売上利益が良くてもコンセンサスを上回らないと株価は下落する典型的なパターン。

あまりにもコンセンサスが高すぎた!

これがあるから相場は怖い!

ローツェで喰らっていたので、ディスコは様子見してました。
ものすごい決算結果がでたものの、コンセンサスを超えていなかったので翌日案の定株価下落。

半導体銘柄のだったし期待も大きかったからコンセンサスが高い…

逆に買い場かもしれない…?

コンセンサスを上回る結果を出さないと世界の中で超一流と言えないのか!?

おだケン

世の中キビシイ‼️

半導体銘柄の試練

GX半導日株
7-17(水) 4,860円前日比-180円(-3.6%)
7-18(木) 4,520円前日比-340(-7.0%)
7-19(金)4,530円前日比+10円(+0.2%)

上記チャートはGX半導日株<2644>ETFの日足チャートですが、7月12日5210円をピークに18日4520円まで下落、翌19日に10円戻して4,530円

今年になって下げが一番キツイ!

半導体銘柄の試練!

震源地は全てアメリカ!

いつものようにアメリカに振り回される。

日本市場の宿命でしょうか

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さらなる悪材料

ウィンドウズの誤動作で世界中大騒ぎ

立て続けて悪材料が連日のように出るわ出るわ!

18日(金)ニューヨーク相場が大きく下落しているだけど、これってニュースになっているウィンドウズのシステム障害によるインフラ停止のせい?

真相はわかりませんが、月曜日の東京市場は下げから始まりそう・・・

来週は25日信越化学、26日スクリンの決算。

先が思いやられる…

おわりに

5月6月コツコツ貯めてきた利益が、ローツェ決算一発で吹っ飛んで振り出しに!

振り出しからの再出発が、米国発の悪材料がゴロゴロ…

ほぼトラから確トラみたいで、生成AIムードがどっかいっちゃいました。

今年の夏以降、株価は上昇と思っていた矢先のこと!

とはいえ、日経平均は42,000円を超えて4万円台を地固めしている状況にも見えるし…

明日はどうなるかわからん!

強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

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