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セカンダリーという正式市場はありませんが、ようするに通常の株式相場になります。IPO銘柄の値動きは激しく、通常の公開銘柄より神経を使います。ですが人気銘柄を中心として短期で勝負をかけるといい結果が得られるかもしれません。
前評判のよい銘柄は2,3日上昇しますが、すぐに下げがきます。数日で売り逃げる。誰でもそう思っているからです。
上の表は2022年2月から6月8日までのIPOデーターをまとめたものでです。緑枠線が公開価格と初値の差額、赤枠線が初値と終値の差額。ぱっと見でも緑枠線の公開価格差はプラスつまり利益がでています。
IPOすべて当たる、なんてことはあり得ないですが、リスクの違いが判るかと思います。
26銘柄中初日プラスで終えているのは、8銘柄。地合いが悪いのもありかなり厳しい状況には変わりません。
日経平均もS&P500指数も下がり続けている状況の中で、利益を出すのはかなり厳しい。
それでは、IPOセカンダリーで利益を出すためのテクニック
専業トレーダーではないので相場に張り付いているわけではありません。そこで前日の終値5%下値を、翌日の損切の逆刺し注文をだしておきます。
ANYCOLOR<5032>の銘柄を例にすると、初日成り行き買い4,810円だったとして、2営業日逆刺し5,995円未成約、3営業日逆刺し6,213円で約定損切りとなり、利益1,403円の確定となります。
おなじロジックで、トリプルアイズ<5026>では、初日成り行き買い2,200円だったとして、当日逆刺し2,090円で約定、利益マイナス110円の損。日足チャートをみてわかるように、初値から値を下げているのが殆どですので、このパターンになってしまいます。
SBIネオトレード発注ツールには、売りの指値、逆指値ができます。この機能を使って設定してみたらどうなるかをシミュレーションします。
ANYCOLOR<5032>の銘柄を例にすると、初日成り行き買い4,810円だったとして、
設定=売り指値+5%=5,050円、損切逆指値=4,570円で設定
当日は始値=4,810、高値=5,510、安値=4,800なので
5,050円、+5%で約定。利益は+5%=240円。
おなじロジックで、トリプルアイズ<5026>では、初日成り行き買い2,200円だったとして、
設定=売り指値+5%=2,310円、損切逆指値=2,090円で設定
当日は始値=2,200、高値=2,319円、安値=1,980円なので
2,310円、+5%で約定。利益は+5%=110円。
両方とも利益がでることになります。これでいいかというと落とし穴があります。
これまでの仮定の話は、初値で買えたら、それの上下5%で注文をだす。
これって、PC・スマホの画面に張り付いていなければいけないし、注文操作に数分かかる。
やってられないです。
AI自動操作ができるならともかく、画面確認&手操作。できるわけないです。
私が読んだ本に、このように設定すれば数日で数百万円儲かるなどと書かれていましたが、まったく空想の話しに他なりません。
できもしない事を書いて儲かりますと言うのはどうなんでしょうか。騙されないように気を付けたいです。
欲望と恐怖
表からみてもわかるようにANYCOLORのように利益が出せる銘柄は、そうそうでないんです。今後はわかりませんが、欲望が邪魔をして、まだあがる銘柄があるだろうと都合のよい判断をしてしまいます。地合いも悪いことですし、今は様子見がベスト、勉強にあてましょう。
休むのも相場
相場の格言
IPOは継続することと記事にしてきましたが、2年間で諦めてしまいました。ずっと成果がでない状況が続き力つきました。その少し前からIPOセカンダリーはどうかと健闘していましたが、特にそんな名前の市場があるわけではありません。つまり、IPOで上場してきた銘柄を短期取引するわけです。
IPOセカンダリーは、IPOという名前がついていますが公開市場の銘柄の中で一番上下動の激しい銘柄と言えます。歴史のある一流企業に代表されるような上場銘柄は、過去のデーターがあり市場分析も豊富ですが、IPO銘柄はデーターがまったくありません。想定できる判断材料がない分動きが激しくなります。株式投資の初心者にはかなりハードルが高いと言えますし、2022年夏現在、市場も低迷していますので、ここはYoutubeの株式チャンネルみて勉強の時間にあてましょう。
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