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英字3文字用語がたくさんありますが、その中でFRBという3文字は良くニュースや、Youtubeなどに出てきます。
では、FRBとは何かをなるべく簡単に説明しようと思います。
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FRBとは、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略称で、米国の中央銀行にあたります。
目的
①米国の雇用の最大化
②物価(インフレ)の安定化
③適切な長期金利水準の維持
《Federal Reserve Board》米国の連邦準備制度理事会。大統領が任命する7人の理事で構成され、うち一人が議長として統括する。
中央銀行として公定歩合・FFレートの変更などを行うが、実際の中央銀行業務は下部組織である全米12の連邦準備銀行(FRB;Federal Reserve Bank)が担当する。
[補説]連邦準備銀行と略称が同じだが、一般的に報道などで「FRB」とよばれるのは連邦準備制度理事会。
出典:コトバンク
独立した政府機関であると同時に、国民と議会に対して説明責任を負っています。
FRBという組織は、安全で柔軟な、安定した通貨・金融システムを国家に提供するという目的のもとに連邦議会によって創設されたFRS(Federal Reserve System(米連邦準備制度))という制度のもとに設置されました。歴史は古く、FRBの旧体制連邦準備局は1913年に創設され、1935年に現在の名称に変更されました。
わらしべ瓦版
FRBは議長1人、副議長1人を含む理事7人で組織されています。FRBは理事会であり、銀行ではないため、実際にはこのFRBのもとで各地12の連邦準備銀行が中央銀行業務を行い、米国の金融政策が実施されます。
わらしべ瓦版
FRBの会合であるFOMC(Federal Open Market Committee(米連邦公開市場委員会))で金融政策が話し合われ、金利の引き上げ・引き下げなどが決定されます。
現在行っているFRBの仕事は、加熱した米国インフレ率の抑制です。
2020年コロナショックにより、金融緩和政策がFRBによって取られました。
その結果、大恐慌などにはなりませんでしたが、お金をジャブジャブ世の中にばら撒いた結果、インフレ率もどんどん高くなっていきました。
ウクライナ・ロシア戦争も相まって、物価上昇が止まらない。
これは当初から予測されていたことであるため2022年に入り、金融引き締めで景気にブレーキをかけて、インフレ率の押さえ込みをしていきます。
金融引き締め
野村證券
中央銀行が物価の安定化や景気の加熱を抑制させるために実施する金融政策。政策金利を引き上げて公開市場操作により目標水準に誘導するほか、国債など金融資産の民間金融機関への売却(資金吸収オペレーション)、中央銀行にある民間金融機関の当座預金の預金比率の引き上げなどを行う。
少し前になりますが、8月にこの様なニュースが流れています。
2022年8月4日
[3日 ロイター] – 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)は40年来の高水準にある米国のインフレ率を制御し、目標の2%に戻すことにコミットしていると述べた。
金融引き締めによる、金利上昇は株価の低下や、景気後退をひこ起こす可能性があります。
そのようにならないように、インフレ率を抑制することを、ソフトランディング(軟着陸)と呼んでいます。
これまでのFRBパウエル議長の発言は、「多少の痛みを伴う」と発言しており、2022年に入ってから株安が進行していますので、相場はそれらを織り込もうとしています。
この先、まだまだ混乱が待ち構えていると思われます。
開催回 | 日付 | 金利 | 前回からの上げ幅 |
---|---|---|---|
第1回 | 2022年01月27日 | 0.25% | 0.00% |
第2回 | 2022年03月17日 | 0.50% | 0.25% |
第3回 | 2022年05月05日 | 1.00% | 0.50% |
第4回 | 2022年06月16日 | 1.75% | 0.75% |
第5回 | 2022年07月28日 | 2.50% | 0,75% |
第6回 | 2022年09月22日 | 3.25% | 0,75% |
第7回 | 2022年11月03日 | 4.00% | 0,75% |
第8回 | 2022年12月15日 |
今年は第6回 9月20日・21日が終了し、残すところは、あと第7回、第8回となりました。
注目されているのは、前回からの上げ幅がどのくらいになるかに注目が集まっています。
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FRBの名前は、相場を見ていると1日に何回も耳にすることになります。
おおよそでも、FRBの仕事内容を理解して、金融政策結果に注目していれば、相場の大きな傾向が掴めるようになります。
これ以外にも、米国から発信される色んな経済指標がありますので、浅く広く理解しておけば、Youtubeの株チャンネルの話がほぼ理解できるようになります。
景気後退に入っているのではないかと言われています。
それと同時に、株安の底値が近いのでは、とも言われています。
置いていかれないよう、毎日のチェックが必要。
経済指標の3文字英字の説明は、順次UPしていきます。
2022年11月3日追記
11月度FOMC会合での金利利上げ率発表があり、グラフ・表を更新しています。
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