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シニアのクロモリ RALEIGH CRD

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超軽量カーボンフレームがカッコよくて一番と思っていたのが、だんだん気が変わり始めたのは、平坦ではカーボンは疲れると感じだしてきたから。

カーボンフレームは軽量で加速も速いんですが、減速も早い。
それに、クラシカルで飽きのこないクロモリフレームはアジがある。

横浜
もくじ

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Youtuber けんたさん

けんたさんのYoutubeを良く見ていました。
私がYoutubeの自転車番組を探していて、たまたま見つけた番組が、クロモリ・ラレーのフレームを購入して組み上げる番組だったんです。
その番組が、けんたさん自身のYoutubeの始まりだったように思います。

その、けんたさんの番組の、ワインレッドカラー・ラレーがとてもカッコよかったんです。
2014年のYoutube番組みたいですね。随分と時間が経ちました。

クロモリ

クロームモリブデン鋼の略式名前だと思いましたが、軟鉄とも呼ばれていて、ゴルフのアイアンヘッドや、体操の鉄棒などにも使われているようです。

私のアイアンも、軟鉄鋳造アイアンです。
どうでも良いですね・・・

RALEIGH CRD 2017

どこでも売っているわけではなくネットで調べたところ、たまたま隣町の自転車屋さんで扱っていることがわかり、早速訪問。

2017年4月に予約購入。

在庫はなく、取り寄せとなりました。
納入に2週間ほどかかったでしょうか。

RALEIGH CRD(カタログ)
メーカーラレー RALEIGH
型番カールトン レコード Carlton Record CRD 2017年モデル
カラークラブグリーン

クロモリフレーム独特のデザイン。
細いチューブ、三角のフレームが特徴的で、昔から変わらないデザインは飽きがこない洒落たデザインです。
シルバーメッキのフォークも美しい。

ラグフレームというらしいです。

組み付けパーツ

パーツ一覧
  • コンポ = DURA-ACE 7800(ヤフオク落札)
  • ホイール = シマノ DURA-ACE WH-9000-C24
  • ハンドル = NITTO MOD174(モデル174) ハンドルバー
  • ステム = グランコンペ ENE CICLO ステム カラー ブラック
  • シートポスト=NITTOS65
  • ボトムブラケット(BB) = シマノ ROADボトムブラケット BB-RS500 TIAGRA
その他パーツ
  • タイヤ = パナレーサー クリンチャー タイヤ [700×23C] レース L エボ3
  • チューブ = パナレーサー 日本製 軽量チューブ R’AIR サイズ [700 x 18~23C]
  • サドル = サンマルコ コンコール レーシング UP ブラック
  • サイコン・センサー=GRAMIN 520J

クロモリフレームのクラシカルなデザイン、渋いです。
シルバーの、ハンドルやステム、シートポストが一般的ですが、けんたさんのラレーを真似てブラックにしました。
引き締まって見えます。

ハンドルにワイヤーが飛び出していますが、それがまたクラシカルで渋みを醸し出しています。

最終形ラレーCRD DURA-ACE7800

パーツ一覧
  • サドル=サンマルコ コンコール レーシング UP ブラック(売却)
  • サドル=サンマルコ コンコール(モデル不明・交換)
  • ペダル=シマノ片面SPDペダル シルバー EPDA520 PD-A520(交換)
  • バーテープ=ディズナ ロードバーテープ ブラウン(交換)
  • タイヤ=BRIDGESTONE EXTENZA(交換)
  • リヤライト=キャットアイ TL-AU620-R (自動点滅)
  • ボトルケージ = ミノウラボトルケージ

サドルですが、サンマルコ ブラックがお尻がすぐに痛くなり、どうも私には合わないようだったので、同じメーカーの別モデルに変えました。
サドルの真ん中が割れてる方が、私のお尻にはあっている様です。

タイヤは、この時点ですでに3000km超えていたと思いますが、パンクが相次ぎ交換しています。
チューブに5箇所ほどのパンク修理パッチが当ててあり、タイヤも平らになって流石に両方とも寿命でした。

手賀沼

この後、ペダルは片面ペダル(片面SPDペダル )に変更しました。
ビンディングペダルで走っている人は分かると思いますが、ビンディングシューズではクリートがシューズの裏に飛び出しているので、歩くのが不便なんです。

コンビニで、サイクルウェア着た人が、ペンギン歩きをしているのを見たことあると思いますが、ビンディングシューズのせいなんです。

そこで、シューズからクリートが飛び出していないモデル(片面SPDペダル )のビンディングに変更。同時にシューズも変わるんですけど。これでコンビニで恥ずかしい思いをしなくて済む。

装備はどんどんシンプルになっていきます。
バックライトは、これまでトンネル手前でスイッチON操作が面倒になり自動点滅のものにしました。
基本夜間は走りませんのでトンネルの時に点滅するだけです。USB充電ですので楽ちん。

ボトルケージは、アルミのシンプルなデザイン。クロモリに似合います。

シマノ(SHIMANO) DURA-ACE7800

ラレーを買う前に、DURA-ACE7800を落札しまして、すでにクロモリを買う決意があったんです。
落札した7800のコンデションはすこぶるよく、クランクに擦り傷がある以外は、大きな傷は見当たりません。

7800の特徴は、大きなクランクです。
ラレー用=FC-7800 53-39T 170mm
TREK用=FC-9000 50-34T 170mm
TREKのFC-9000と比べると歯数が多い分クランク径も大きくなります。また、脚力が必要になりますが、シルバーに薄くグレーが入っているデザインがお気に入りなので、気にしていません。

GRAMIN センサー

サイクルコンピューターは、TREKと共用にするため、GARMINセンサーをヤフオクで落札しています。
実は、このセンサー、緩んでホイールスポークで粉砕してしまいました。
運よく、スポークは折れずに済んだのですが、センサーの腕がもげてしまい、再度ヤフオクから落札し2台目です。

磁石

細かい話ですが、センサーに使用する磁石は、フォークに取り付けられる小ぶりの磁石がアマゾンにあり、以来それを使用しています。(それまでは色々探しました)

  • 取り付けのコツ

磁石がフォークにはまる様になっていますが、飛んでいく可能性があるため、パンク修理で使うノリをつけて補強しています。
このノリだと、後に手でも剥がせますので楽なんです。

自己融着テープ

クランクにつける磁石は、自宅にあった磁石付きクリップの磁石をカッターで切り、自己融着テープでクランクに巻き付けています。ビニールテープは粘着のりがベタベタになりますので、この自己融着テープがオススメです。

自己融着テープはのりを使用しておらず、伸ばしてテープ同士が張り付く優れもので、とても便利です。オススメ。

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乗り味は

総重量はどれほどか測ったことありませんが、重いのは確かです。
ロングホイールベースも相まって、乗り心地はシットリしなやか。

軽量カーボンフレーム、ショートホイールベース、カーボンホイール+チューブラータイヤのTREKと比べて、乗り味はどう違うか。
私の感覚ですが、その違いを記載してみます。

ハンドリング

軽量ショートホイールベース&剛性の高いカーボンであるTREKのハンドリングは、キビキビ、シャープ。
久しぶりに乗ると、慣れるまで怖いです。
クロモリ・ラレーは、ゆったりなめらか、ずっしり。安心感があります。

ブレーキ

ブレーキはDURA-ACE7800+アルミDURA-ACE WH-9000-C24ですので、しっとりアルミリムに気持ちいいぐらい食いついてきます。

ガサツなカーボンホイール・ブレーキとは雲泥の差。
重量がある分、完全停止までの距離は若干長いかもしれませんが、普段から飛ばすわけでなく安全運転でいけば問題なし。
STIレバーも小ぶりで、さほど大きくない私の手にもしっかり馴染みます。

ギア変速

DURA-ACEの最大のポイントはこのギアの変速にあります。
モデルが少々古くても、そのギアチェンジの滑らかさと感触は、DURA-ACEという名前からして気持ちいい。

DURA-ACEの価値の高さが一番わかりやすいポイントだと思います。

TREKのDURA-ACE 9000と比べると、若干大雑把な感触がありますが、それでも変速ショックは滑らかでSTIレバーのカチッという感触と同時にギヤがコクッと滑らかに変速するのは、気持ちがいい。

乗り心地

カーボンTREKに比べると、小さな振動コツコツ感がありません。
アルミホイール、クロモリフレーム、重めの重量が細かな振動を吸収している感触があります。

やはり、クロモリフレームの重量と軟鉄のしなやかさ、更にアルミホイールという組み合わせが、しなやかさを産んでいると思います。

加速と慣性モーメント

加速や登坂能力はTREK SLに譲りますが、平地を巡航するには、クロモリの方が疲れません。
また、重量のある分慣性モーメントが働きますので、なかなか減速しません。

これが平地巡航のメリットなんですね。特にアゲインストの風にはこのメリットが生きてくるんです。
軽量カーボンTREKではやはり加速・減速が早いのが体感でわかります。

デメリット

ただし、デメリットが一つ。
輪行の時、その重量が重いこと。しょうがないとはいえ結構こたえます。大きく重い輪行袋を担いで混雑した電車を利用するのは大変なんです。

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まとめ

このようなクロモリの特性もあり、峠以外はほとんどクロモリ・ラレーに乗るようになりました。
クロモリは、平地を走る限りではカーボンTREKより疲れにくい。

そのデザインから、飽きがこない
長く乗っていられます。

とはいえ、クロモリ・ラレーで南房総半島97km東京湾一周146km(横浜まで電車、横須賀フェリーで房総半島から北上)など、そこそこアップダウンのあるルートを走ったりしましたので、峠道が全くダメというわけではないですが。

シニアには、クロモリが似合います!

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