TREK EMONDA SL 2016 錆が浮くチェーンに愕然‼️

今年の桜の季節から乗っていないTREK EMONDA SL(2016)。
だいぶ涼しくなってきたのでそろそろメンテナンスしないといけない。
春にやろうとしていたチェーン交換をやることに。
もう一台のクロモリRALEIGHは一昨年冬に交換済み。

その時に誤ってAmazonから購入したデュラエースCN-HG901(11s)長らく保管していたチェーンをやっとこさで交換します。
デュラエースチェーン交換

半年ぶりのTREK EMONDA SL
半年ぶりに引っ張り出した自転車。
今年の春にチェーン掃除はしたものの、その時点で軋み音が出始めていたのでちょっと不安があったが…
まさかのコッテリとしたサビが…

掃除してなんとかなるレベルではない。
しかもチェーン交換後カセットスプロケットまで侵食しているのも発見‼️
老眼により気が付くのが遅れる‼️
チェーンの交換

1年半ほど保管していたデュラエースCN-HG901(11速)を開封。
ありがたいことに2本のコネクトピンが付属する。
URTEGRA CN-6701(10速)の付属は1本だった…
やはりデュラエースは違う⁉️
のちに、この2本とも使う羽目になるのだが…
心配することなかれ!
予備の11速ピンも持っている!
チェーンを交換する前に、チェーンがリアディレイラーのどこを通っているかを覚えておく。
かく言う私も今回失敗してしまったので、下記にシマノマニュアルを記載しておきます。
シマノリアディレイラーマニュアル
チェーンの交換に必要となる道具がチェーンカッター
それにコネクトピンを折るときに必要なペンチ。
ペンチはなんでも良いです。
チェーン交換手順
古いチェーンのコネクトピンをチェーンカッターで押し出しチェーンを切るのだが、その前に…
カッター付属の針金を引っ掛けて切ったチェーンが飛ばないようにする。

チェーンカッターに付属する針金をチェーンに引っ掛け、チェーンカッターをセットしてハンドルを右に回転させピンを押し出して抜くとチェーンが切れる。
古いチェーンを新しいチェーンに交換するがここで注意、チェーンの向きがある‼️

チェーンの横に刻印がある方が表。
袋から取り出し、刻印のある方を表であることを確認する。
新品のチェーンにはオイルがたっぷり塗り込まれているのでそのまま装着しオイル追加不要。

新品チェーンの表を手前にして前後ディレイラーに通していくが、特にリアディレイラーのガイドプーリーとテンションプーリーの通り道に注意する‼️
リアディレイラー上下プーリーが地面に対して垂直になるようチェーンの長さを調整する。
マニュアル10ページ,11ページ。

余分なチェーンをチェーンカッターでカットして長さを調整する。
チェーンにコネクトピンにセットして、チェーンカッターで押し込む。
右に回して押し込んでいくが、最後にチェーンの面とコネクトピンが面一になるまで押し込む。
回していくと抵抗がなくなるのでわかると思います。

最後に、飛び出たコネクトピンをペンチでひねって折る❗️
これで終了…‼️
やってしまった‼️
作業が終わり一通り見渡してみると…


プーリーの通す道が違う‼️
しょうがない!やり直し‼️😹
先ほど差し込んだコネクトピンを探して、チェーンカットからもう一度初めからやり直し💦
スプロケットの錆おとし
やっとチェーンを通し直し、このときスプロケットのサビに気づく…
スプロケットを分解して掃除することにした。
後輪からスプロケットを外す
新品に交換したいところだが、このCS-9000(11-28T)は絶版品。
ヤフオクで売っているものの、勿体無いからパーツクリーナーで洗浄して錆おとし…


フレームから後輪を外し、工具でスプロケットを外す(外し方省略)


スプロケット洗浄


パーツクリーナーを吹きつけ1枚ごとにブラシで磨く。
特に17T-11Tにサビが目立つ。
19T-28Tとは材質が異なるかとどこかで見た記憶があるが…。
ブラシでサビを落とすが完全には落ちない。
今後掃除をマメにすれば当分は大丈夫だろう…
フリーボディーへの組み込み


フリーボディの古いグリスをウエスで拭って、デュラグリスを薄く塗りたくる。
このデュラグリスも数年もの長い間使用し続けているが、底が見え始めてきて残りあとわずか。
洗浄したスプロケットの刻印を表にし、フリーボディの溝に沿って(マニュアル参照)大きい順にはめていく。


最後にロックリングを斜めにならないよう手の感触で探りながら丁寧にしめこみ、最後に工具で締める。
締め付けトルクはロックリングに40Nm(マニュアル30-50Nm)と書いてありますが、だいたいの感覚で緩め過ぎず締め過ぎず…
トルクレンチ持っているものの、面倒なので感覚…‼️
最後に、チェーンオイルを軽くひと吹きして終了。
後輪をフレームに取り付け
スプロケット錆おとしが完了し、フレームに取り付け。


最後に変速の具合をケーブル調整ボルトで微調整(RD-9000マニュアル16ページ)。
ただし、リアディレイラー調整は難しいので問題なかったら触らない方が良いかも❗️
ついでに、ケイデンス計測センサー用の磁石が落ちそうになっていたので、自己融着テープで再取り付け。


ペダルのネジ穴に取り付ける磁石の方がスマートでカッコいいんですが、そこまでこだわりません。
磁石もどこかで余ったものを使用しています。
自己融着テープはビニールテープのようにノリを使っていないのでベタつこことがありません!
自己融着テープとは、粘着剤を使っていないのに、2~3倍に伸ばしながら巻きつけることにより、テープの表と裏が密着して、一体化するテープのことです。 一度融着すれば、ビニールテープのように剥がすことはできません。
Google
ースポンサーリンクー
おわりに
輪行で遠方にめっきり行かなくなり出番が減ったTREKですが、案の定サビが来ていました。
この相棒とは随分いろんなところに輪行に出かけ、思い出がいっぱいです。
パーツやホイールなどかなりこだわったロードバイクですが、すでに9年経過。
流行りのディスクブレーキではない旧式のホイールブレーキですが、構造が簡単で全く問題なし。
ただし、カーボンホイールのブレーキング音はガサツそのもの。
その一点に目をつぶれば(耳を塞げば)超軽量カーボンバイクなんです。
なんですが、平坦長距離を走るにはクロモリRALEIGHが楽なんですね。
流行りに置いていかれている2台ですが、この先もメンテナンスをしながら当分乗り続ける予定です。
季節はまだ残暑があるものの秋!
紅葉のサイクリングに出かけようと思います。